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三叉神経痛  ~顔の痛み~


三叉神経痛とは、聞きなれない言葉かもしれませんが、かなりひどい痛みといわれています。

 

特徴は、顔の片側だけに短時間で起こる、突き刺すような電撃痛です。

いきなりはじまり、数秒から2分 程度続き収まりますが、繰り返し痛み発作が起きます。

もう一つの特徴として、トリガーゾーンという軽く触っただけで痛みを誘発する場所があります。

ものをかむ,話す,歯を磨く,冷たい風にあたる,笑顔,顔をしかめるなどで誘発することもあります。

 

日本では4-5000人が三叉神経痛を患っていて、ほとんどは50歳以降で初めて起こります。女性のほうが2倍ほど多いです。

 

三叉神経は顔面の感覚を伝える働きをしていて、脳神経の中では最も太く大きな神経です。

 

神経は脳幹から3つに枝分かれします。

第1枝はこめかみための奥からおでこや頭皮を支配します。

第2枝は上唇や鼻、頬、上の歯茎などを支配します。

第3枝は顎、下唇、下の歯茎を支配します。

 

第2枝と3枝を患う方が多いです。

 

原因としては脳幹にある三叉神経の根っこの部分が、蛇行した微小な血管に圧迫されることで神経が変性(脱髄)することで起こるといわれています。

ただし、血管が圧迫されていないこともあります。

 

問診により診断することができます。なお、MRIにて原因の血管を確認します。

 

治療法

カルバマゼピン、ラモトリギン、プレガバリン、ガバペンチンなどの飲み薬を処方します。

 

三叉神経ブロック注射を施行します。当院ではとても細い針を使って、超音波装置を使いながら安全に神経ブロックを施行しています。

 

それでも治らない場合は、三叉神経と血管を離す手術をしたり、ガンマナイフという放射線治療を行います。

その場合は関連病院にての対応とさせていただきます。

 

 

 

大阪市 城東区 鴫野、京橋、天満橋のペインクリニック
腰痛、肩こり、頭痛、顔の痛み、帯状疱疹等様々な痛みに
神経ブロック注射、一般内科診療、健康診断、各種予防接種、点滴治療も西クリニックにご相談下さい。
蒲生四丁目、放出からも一駅。

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