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神経ブロック注射は痛い? 注射が怖い方へお伝えしたいこと


「神経ブロック」と聞いて不安になる方へ

「神経ブロックをしてみましょう」と言われると、「神経に注射するの?」「ものすごく痛いのでは?」と心配になる方がおられます。 「神経ブロック」という名前だけを聞くと、神経に太い針を刺すようなイメージを持ってしまう方もおられるため、不安に感じられるのは当然のことだと思います。 今回は、神経ブロックとはどのような治療なのか、そして「実際、どれくらい痛いの?」という疑問について、普段の診察でお話ししている内容も含めてご説明します。

神経ブロックとは?

神経ブロックは、痛みに関係する神経やその周囲などに薬剤を投与し、痛みを和らげることを目的とした治療です。ペインクリニックでは、症状や病態に応じて以下のような方法を使い分けています。
  • 腰部硬膜外ブロック
  • 仙骨硬膜外ブロック
  • 頸部・腰部神経根ブロック
  • 星状神経節ブロック
  • トリガーポイント注射
もちろん、すべての腰痛や首の痛みに神経ブロックを行うわけではありません。診察や画像所見、これまでの経過などから痛みの原因を考え、その方に必要性があると判断した場合に、治療方法の一つとして検討します。

神経ブロックは、実際どれくらい痛いのでしょうか?

これは診察室で本当によく聞かれる質問です。神経ブロックも針を使う治療ですから、「まったく痛くありません」とは言えません。 ただ、患者さんが想像されている「神経ブロック」と、実際に行う処置との間には、かなりイメージの違いがあることがあります。

診察室では、注射を怖がっている患者さんに「普段の採血が大丈夫であれば、まずはそれを一つの目安として考えてみてください」とお話しすることがあります。

もちろん、神経ブロックにはさまざまな種類がありますので、すべてのブロック注射の痛みが採血と同じという意味ではありません。注射する場所、針の種類、ブロックの方法、そして痛みの感じ方によっても異なります。 ただ、「神経ブロック」という言葉から想像していたほどではなかった、と感じられる場合もあります。インターネットや周囲の話を聞いて必要以上に怖がる前に、まずはどのような治療なのかを知っていただきたいと思っています。

「怖い」と伝えていただいて大丈夫です

とはいえ、注射が怖いという気持ちはよく分かります。ですから、「先生、注射が怖いです」と遠慮なくおっしゃってください。 怖がっている患者さんに「大丈夫、大丈夫」とだけ言って、そのまま治療を進めればよいとは考えていません。
  • なぜこの治療を検討するのか
  • どこに注射するのか
  • どのような姿勢で行うのか
  • どのようなことに注意する必要があるのか
できるだけ分かりやすくご説明し、ご納得いただいたうえで治療方法を考えることが大切だと考えています。

X線透視や超音波を使って行うブロックもあります

神経ブロックの種類によっては、X線透視装置や超音波(エコー)などを使って位置を確認しながら行います。にしクリニックにもX線透視装置と超音波装置があり、治療内容に応じて使用しています。 ただし、すべての神経ブロックにこれらの機器を使用するわけではありません。症状や病態、行う神経ブロックの種類によって治療方法は異なります。

神経ブロックは「痛みを和らげるための一つの手段」です

ペインクリニックを受診したからといって、必ず神経ブロックをするわけではありません。 神経ブロックは、痛みをコントロールするための大切な治療手段の一つです。しかし、痛みを和らげる方法は神経ブロックだけではありません。飲み薬による薬物療法など、ほかの方法で痛みの緩和を図ることもあります。

大切なのは「神経ブロックをするか、しないか」から診療を始めるのではなく、「この痛みに対して、どのような方法でペインコントロールしていくのがよいのか」を考えることです。

「ブロックを受けるため」ではなく「痛みを相談するため」に受診してください

ペインクリニックを受診すると、すぐに注射をされるのではないか。そう思って受診をためらっている方もおられるかもしれません。しかし、まず大切なのは以下のことを確認することです。
  • なぜ痛いのか
  • いつから痛いのか
  • どのようなときに痛むのか
  • 日常生活で何に困っているのか
そのうえで、薬物療法を選択することもあれば、神経ブロックを治療選択肢として検討することもあります。また、病態によっては他の診療科での評価や治療が適切と判断する場合もあります。

まとめ

「神経ブロックが怖いから、ペインクリニックに行きにくい」――そんな方にお伝えしたいのは、ペインクリニックは、注射をすること自体が目的ではないということです。 神経ブロックも針を使う以上、まったく痛みがない治療ではありません。一方で、「神経ブロック」という名前から想像して、必要以上に怖がってしまっている場合もあります。 痛みの原因や経過、生活への影響を確認し、飲み薬を含めたさまざまな方法の中から、その方に適した治療方法を一緒に考えていきます。

「注射は怖い。でも、この痛みをなんとかしたい」という方も、まずはその気持ちからご相談ください。

※神経ブロックの際に感じる痛みには個人差があり、ブロックの種類や部位、方法によっても異なります。また、神経ブロックの適応・方法・期待できる効果やリスクは、症状や病態によって異なります。

にしクリニックについて

大阪市城東区(鴫野・京橋・天満橋エリア)のペインクリニックです。腰痛・肩こり・頭痛・顔の痛み・帯状疱疹など、さまざまな痛みに対応しております。神経ブロック注射をはじめ、一般内科診療・健康診断・各種予防接種・点滴治療も行っております。蒲生四丁目・放出からも一駅です。

どうぞお気軽にご相談ください。

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