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胸の前・脇・肩甲骨の内側が痛むとき


胸の前・脇・肩甲骨の内側が痛むとき

「胸の前がチクチクする」「脇のあたりが痛い、重だるい」「肩甲骨の内側がずっと痛い」「胸から脇にかけて、なんとなく違和感がある」――このような症状で受診される方がいらっしゃいます。

胸の前に痛みがあると、まず「心臓ではないか」と心配になる方も多いと思います。もちろん、胸の痛みでは心臓や肺などの病気をまず考えることが大切です。

一方で、診察してみると、心臓や肺ではなく、胸や背中の筋肉、肋間神経、首や背中から出る神経などが関係していることもあります。

胸・脇・肩甲骨の内側は、ひと続きに痛むことがあります

胸の周りには、肋骨に沿って肋間神経が走っています。この神経が刺激されると、以下の部位へ帯状に痛みが広がることがあります。

  • 背中や肩甲骨の内側
  • 脇のあたり
  • 胸の前

「肩甲骨の内側が痛かったのに、しばらくすると脇や胸の前も気になってきた」ということもあります。

また、神経の痛みだけではなく、姿勢や動作によって胸や肩甲骨周囲の筋肉に負担がかかり、痛みや重だるさが出ていることもあります。「重い」「だるい」「ピリピリする」「チクチクする」「なんとなく鬱陶しい」といった表現をされる方もいます。

痛みの「場所」だけでなく、「出方」も大切です

診察では、「どこが痛いですか?」だけでなく、以下のようなことを確認します。

  • いつから痛いのか
  • どのような痛みなのか
  • 体をひねると変わるか
  • 腕を動かすと変わるか
  • 深呼吸や咳で変化するか
  • 背中から脇、胸へ広がっているか

こうした症状の出方や広がり方が、原因を考える大切な手がかりになります。

胸の痛みだからこそ、注意が必要なこともあります

一方で、胸の痛みをすべて筋肉痛や神経痛と考えることはできません。

次のような症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください

  • 胸を強く締めつけられるような痛み
  • 息苦しさを伴う
  • 冷汗が出る
  • 運動すると胸が痛くなる
  • 突然、強い胸痛が出た

このような場合には、心臓や肺などの病気も考える必要があります。自己判断で様子を見ないようにしてください。

また、胸から脇、背中にかけての痛みでは、帯状疱疹の初期で、まだ皮疹が出ていない段階ということもあります。数日後に赤い発疹や水ぶくれが出てきた場合には、早めの受診が必要です。

にしクリニックでは、まず原因を考えます

胸の前や脇、肩甲骨の内側が痛いからといって、すぐに神経ブロックを行うわけではありません。まず、以下のことを症状や診察所見から考えます。

  • 心臓や肺などの病気を考える必要がないか
  • 筋肉や関節からの痛みなのか
  • 肋間神経などの神経が関係しているのか

そのうえで必要に応じて検査を行い、さらに詳しい検査や専門的な診療が必要と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介します。

治療についても、症状や原因によって異なります。内服治療などで経過をみる場合もあれば、神経由来の痛みが考えられ、適応がある場合には肋間神経ブロックなどの神経ブロック治療を選択肢として検討することがあります。

私が大切にしているのは、「痛い場所に注射をする」のではなく、「なぜそこが痛いのか」をまず考えることです。

胸の前、脇、肩甲骨の内側などに、痛みや重だるさ、違和感が続いている場合には、ご相談ください。

にしクリニックについて

大阪市城東区の内科・ペインクリニック内科です。JR鴫野駅より徒歩1分。腰痛・肩こり・頭痛・顔の痛み・帯状疱疹など、さまざまな痛みに対応しております。神経ブロック注射をはじめ、一般内科診療・健康診断・各種予防接種・点滴治療も行っております。京橋・天満橋エリアからもアクセスしやすく、蒲生四丁目・放出からも一駅です。

どうぞお気軽にご相談ください。

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